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相手の質問対して、瞬時に、的確に答える方法

こんにちは、会話コンサルタントの木多崇将です。

あなたは、人からの突然の質問に対して、
うまく受け答えができなくて悩んでいないでしょうか?

具体的には、以下の私のクライアントさんのような
状態になって、困っていないでしょうか?


僕は、職場の上司からの質問に答えるのが苦手です。

例えば、上司から

「連絡は来たか?」

と聞かれた時、僕は何のことを言っているのかわからず

「えーーっと・・・」

と言いながら、頭の中で
一生懸命答えを出そうとしているのですが

「早く答えんかい!」

と怒鳴られます。

ちなみに、同じような質問をされた時に、正直に

「すみません。ちょっと分からなくて。一体誰からの
連絡のことを言っているのでしょうか?」

と聞いても、今度は

「いちいち説明せなわからんのか!
ちょっと考えればわかるだろ!
周りの状況を見れば分かるだろう!」

怒鳴られます。

一番厄介なのが、少し落ち着いて考えれば
分かりそうな時に、

「早く答えろ!人を待たせるな!」

と怒鳴られると、パニックになってしまい、
ますます答えるのに時間がかかるということ
が非常に多いということです。

上司は何も気にすることなく、

「何を難しく考える必要がある。答えるのに時間が
かかる意味が全然分からん。お前は本当に頼りないな」

と言ってきます。

僕が質問に答えるのに10秒かかると
するならば、上司は3秒くらいで
怒鳴ってくるような感覚です。

職場だけではなく、友人、家族、女性に対しても
そうなのですが相手からの質問に対して、
瞬時に的確に答えるにはどのような
考え方を持てばいいのでしょうか?


今日は、上記の問題を解決する具体的な話。

【相手の質問対して、瞬時に的確に答える方法】

について話していきたいと思います。

実際、仕事などでは上司からの質問に対して
すぐに、的確な返答ができることは大切なことだと
思います。

上記のクライアントさんのように質問の意図
が汲み取れず、頭が真っ白になって、
答えるのが遅ければ上司から

「仕事のできない奴!」

という烙印をおされ、出世ができず、
給料も上がらず、最悪クビになって
ホームレス生活になるかもしれません。

逆に、どんな唐突な質問をされたとしても、
すぐにその意図を汲み取って、3秒以内に、
的確な答えを返すことができれば、上司から

「こいつは仕事ができる奴だ!」

と認められて、同期の中で一番出世して、
同期の中で一番多く給料をもらえるかも
しれません。

これは仕事だけに限りません。

相手からどんな質問がされるか
わからなくても、臨機応変に対応して、
すぐに、的確な答えを返すことは
コミュニケーションでは、
とても大切なことだと思います。

例えば、女性からの質問に対して、
いちいちあたふたして、頭が真っ白になって

「えーっと、あーっと・・・」

となっていたら、
こんな男性は絶対にモテないと思います。

だから、他人の質問に対して、時間を空けずに
必要な答えを返すことは、相当、大切なことです。

今日は、この問題を解決する方法に
ついて話して行きます。

もしあなたが

「僕は、頭の回転が遅い」

「私は物事をじっくり考え過ぎるタイプだ」

「僕は、頭がパニックになったり、
頭が真っ白になりやすい」

という自覚があるのであれば、今日の話を
しっかりと聞いて欲しいと思います。

では、まず、以下のことを覚えて下さい。

【わからないことはいくら考えてもわからない】

「木多さん。何当たり前のことを言っているんですか?
そんなこと、言われないでもわかってますよ」

とあなたは思うかも知れません。

しかし、この当たり前のことを
まず、しっかりと認識してください。

例えば、

「海星」「心太」「賽子」

上記のような漢字の読み方を知らなければ
24時間考え続けても、答えは出てこないと思います。

(ちなみに上記の漢字は、「ひとで」「ところてん」
「さいころ」と読むそうです)

では、次に

【会話とはキャッチボールである】

ということを覚えて下さい。

「会話とはキャッチボールである」

ということをよく言われます。

これはまさに「言い得て妙」だと思います。

うまく会話というものを例えていると思います。

私も、会話とは
まさしくキャッチボールだと思います。

例えば、キャッチボールは相手から投げられたボール
を受け取って、そのボールをすぐに相手が
取りやすいように投げ返します。

会話も、相手から投げかけられた質問を
受け取って、すぐに相手に投げ返します。

例えば、

「今日は暑いですねー」

「本当に。暑いですよねー。
どこかにおでかけですか?」

「ええ。ちょっとそこまで」

「そうですか。じゃあ、また」

という感じで会話はリズム良く行われるものです。

だから、キャッチボールと会話には
とても共通点が多いのです。

だから、逆に言えば、キャッチボールで
やるとおかしいことは、会話でやっても
おかしい、ということがあります。

例えば、具体的に言うと、キャッチボールで
相手からボールを受け取った後に、ずっと
ボールを持ち続けているとおかしいと思います。

そんなことをしていると

「おい、お前早く投げ返せよ!」

と相手から怒られてしまうと思います。

同じように会話でも、相手から質問を投げかけられて、
何も言わずに考え込むことはおかしなことなのです。

「えーーと、ちょっと考えるんで
待っていてくださいね・・・」

という対応はおかしい訳です。

キャッチボールでも、会話でも、投げかけられたら、
遅くても10秒以内で返す必要があるのです。

以上2点。

【わからないことはいくら考えてもわからない】

【会話とはキャッチボールである】

この2つの話から、私は、あなたに何を伝えたいのか?

今日の話の結論を言います。

他人の質問に対して、瞬時に的確に答えるためには
どうすればいいのか?

基本的には、クライアントさんがやったみたいに

「連絡は来たか?」

「すみません。ちょっとわからなくて。一体誰からの
連絡のことを言っているのでしょうか?」

このように、

【わからないことを聞かれたら、素直に聞き返すこと】

です。

なぜなら、さきほど言った通り、わからないことを
いくら考えても答えは出てこないからです。

そう、コミュニケーションが下手な多くの人は
考えてもわからないことの答えを出そうと
している傾向があります。

「連絡は来たか?」

「え?一体何の連絡だろう?
わからないけど、考えなきゃ・・・」

いうようなことを考えて、
黙りこくってしまう傾向があります。

本人は、そうやって
熟考していると思っているかもしれません。

しかし、長く熟考していると、相手は

「おい、早く答えろよ!」

と怒り出すものなのです。

なぜなら、会話とはキャッチボールだからです。

キャッチボールでボールを10秒以上持っていると
おかしいように、会話でも、10秒以上黙ることは
絶対にしてはいけないことなのです。

だから、相手の質問に対しては、とにかく
すぐに何かを返す必要があるのです。

つまり、

「連絡は来たか?」

と上司に聞かれて、上司が何を言っているのか
わからない場合は

「すみません。ちょっとわからなくて。
一体誰からの連絡のことを言っているのですか?」

と、即座に聞きかえすことが大事なのです。

ただ、クライアントさんはこれをやってみて
怒られてしまいましたよね?

もちろん、毎回毎回、

「連絡は来たか?」

という質問に対して

「すみません。ちょっとわからなくて。
一体誰からの連絡のことを言っているの
でしょうか?」

と返していたら、

「なんでそんなことまで俺が考えないといけないんだ!
自分でも少しは考えろ馬鹿野郎!」

と、怒られます。

だから、すごく重要なことは、少しずつ

【聞き方を工夫していく】

ということです。

例えば、

「連絡は来たか?」

「それはAの連絡ですか?それともBの連絡ですか?」

という風に選択性にすれば、上司は「Aだよ」と、
答えることが簡単にできると思います。

さらに、例えば、

「連絡は来たか?」

「Aの連絡であれば来ていますが
それのことでしょうか?」

と聞けば、「それだよ」とさらに、上司は答えること
が簡単にできると思います。

つまり、相手に考える負担を少なくして、
その分、自分がしっかりと考えるようにするのです。

そうすれば、質問返しをしたとしても、

「なんでそんなことまで俺が
考えないといけないんだ!
自分でも少しは考えろ馬鹿野郎!」
と言われることがなくなるのです。

ただ、根っこの部分でものすごく大切なのは

【わからないことを聞かれたら、素直に聞き返すこと】

この姿勢です。

多くの人が、人の質問に即座に、的確な答えを
返せないのは何を聞かれているのかもわからないのに、
答えを探しているからだと思います。

繰り返しますが、わからないことをいくら考えても、
答えなんて出しようがないのです。

「子守熊」

この漢字の読み方を知らなければ
100時間考えたとて答えは出ないのです。

だから、まず、わからないことを聞かれたら怒られても
いいから、聞き返すことを基本とする。

ただ、

「おい、あれの用意はできているか?」

と聞かれて、いつもいつも

「え?あれって何ですか?」

と、聞き返していたら馬鹿だと思われます。

だから、

「あれとはAのことですか?それともBのことですか?」

と返し方を少しずつ工夫して行くのです。

【返し方の技術を磨いて行く】

のです。

繰り返しますが、会話とはキャッチボールです。

2人の間で、
掛け合いをしながら行っていくことが基本です。

だから、いくらあなたが物事を
じっくり考えるタイプであっても
だまって熟考してはいけないのです。

もし、物事を深くじっくり考えたければ
部屋にこもって、1人になった時に
じっくりと考えれば良いのです。

誰かと一緒にいて、会話をしている時に
黙ってしまってはいけないのです。

だから、まず、すぐに答えることを基本として、
そこから、少しずつ上手な返しができる
ようにスキルを磨いていくのです。

だから、あなたは人に何かを聞かれたら
すぐに聞き返すことからはじめてください。

「あの件は一体どうなった?」

「あの件とは一体なんですか?」

と、瞬時に聞き返すことからはじめてください。


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